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おせち料理

 アメリカ人がクリスマスや感謝祭に七面鳥を食べるように(ブラジル人もクリスマスに食べますね)、日本人にとってお正月に欠かせない食べ物が『おせち料理』です。

おせち料理(三段重 さんだんがさね)
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おせち料理の由来

「おせち」は「御節供(おせちく、おせつく)」や「節会(せちえ)」の略であり、昔、中国から日本に伝わった五節供(ごせっく。年間の五つの節句。人日 (じんじつ) (正月7日)・上巳 (じょうし) (3月3日)・端午 (たんご) (5月5日)・七夕 (しちせき) (7月7日)・重陽 (9月9日)(ちょうようの5つの行事) 。)の行事がもととなっているそうです。
これらの行事は、奈良時代(西暦710年から784年)に節会(せちえ)として朝廷で行われていて、その時こ天皇に出されるお祝いの食べ物を節供(せちく)と言っていましたが、それは今のような形式のおせち料理ではなく、高盛りにしたご飯などだったようです。

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この五節会のお祝いを一般の人がならって御節供(ごせっく。現在はおせっくと呼ばれる)を行うようになったものと考えられています。最初は五節句のお祝い料理のすべてをいっていましが、時代の流れとともに、それらの中でもっとも重要とされる『人日の節句』の正月料理を指すようになりました。

このおせち料理、今のように重箱に料理を入れるようになったのは明治時代ころからだと言われています。
それまでは、お膳(おぜん)に盛られた料理と重箱(じゅうばこ)に詰められた料理が用意され、このうちお膳に盛られた料理を「おせち」と呼んでいました。

お膳料理
ozenryouri.jpg


現在では重箱に詰めた正月料理を御節(おせち)と呼ぶようになっています。
このおせち料理、今ではお正月前にデパートなどでも売られていて、昔のように手間ひまをかけていっしょうけんめいに作る必要もなくなりましたが、伝統的なおせち料理は重箱5段に詰められるもので、その内容は次のようなものです。

5段のおせちの場合

一の重:「祝い肴(ざかな)」(黒豆、数の子、田作りなど)
二の重:「酢の物・口取り」(伊達巻玉子、きんとんなど)
三の重:「焼き物」(鯛、昆布巻、海老、アワビなど)
与の重:「煮物」(レンコン、里芋、こんにゃくなどの煮物など)
五の重:「控えの重」(何も詰めない)


5段詰めのお節料理
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おせち料理の意味

数の子は子孫繁栄、田作りは豊作祈願。
黒豆は魔除けの黒にちなんで無病息災。
かまぼこは紅白で縁起が良い。
伊達巻は学問の成功、栗きんとんは金運。
紅白なますは水引をイメージし、平和を意味する。
酢れんこんは将来の見通しが良い意味、海老は腰が曲がるまで長生きする。
ぶりは出世魚なので出世するようにとの願いが込められている。
お煮しめには、様々な季節な根菜を一緒に煮ることから、
「家族一緒に仲良くいられる」という意味を持つ。

5段の重箱
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ブラジルではあまり作られないおせち料理ですが、深い意味と長い歴史があるのですね。
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